※この記事は広告(PR)を含みます。投資の話も出てきますが、最終的な判断はご自身でお願いします(くわしくは免責事項をご覧ください)。
子どもが生まれると、うれしさと同時に「教育費、ちゃんと貯められるかな…」という不安がやってきますよね。
調べ始めると必ず出てくるのが「学資保険」と「新NISA」。でも正直、どっちがいいのか、そもそも何が違うのかが分かりにくい。保険の人にはなんとなく学資保険をすすめられるし、SNSでは「NISAが正解」みたいな声も見るし、でも投資ってこわいし……。我が家も、まさにここで固まりました。
この記事は、お金や投資にくわしくない人でも分かるように、学資保険と新NISAの違いを、できるだけやさしい言葉で比べていきます。僕自身もお金の知識ゼロから調べたパパなので、専門用語は出てくるたびにかみくだきます。そして広告は入っていますが、どちらか一方を売り込むつもりはありません。正直に、両方の良いところ・注意点を並べます。
先に大事な結論だけ言っておきます。「どっちが正解」ではなく、「どっちが我が家に向いているか」で選べばOKです。
そもそも、教育費っていくらかかるの?
不安の正体は「いくら必要か分からないこと」だったりします。まずはざっくりの目安を見て、気持ちを落ち着けましょう。文部科学省などの調査をもとにした、1年あたりの目安がこちらです。

・幼稚園:公立 約18万円/私立 約35万円
・小学校:公立 約35万円/私立 約167万円
・中学校:公立 約54万円/私立 約144万円
・高校:公立 約51万円/私立 約105万円
そして、いちばんお金がかかるのが大学です。
・大学4年間:国公立 約500万円/私立文系 約717万円/私立理系 約822万円
ぜんぶ公立(大学は国公立)で進んでも、幼稚園から大学まででざっくり1,000万円超。ぜんぶ私立だと約2,450万円にもなります。
数字だけ見ると「ひゃっ」となりますが、ポイントは1つだけ。お金の山は「大学」に来るということです。逆に言えば、子どもが小さい今から大学までの十数年を使って、少しずつ準備すればいい。その「コツコツ準備する手段」の代表が、学資保険と新NISAなんです。
「無償化」が進んでるのに、なんでこんなにかかるの?
「最近いろいろ無償化されてるよね?」と思った人、鋭いです。たしかに幼児教育・保育の無償化(3〜5歳)や、高校の授業料無償化(2026年度から所得制限なしで全世帯へ拡大。公立は年約11.9万円、私立は年約45.7万円を上限に支援)など、支援は手厚くなっています。
ただ、ここが大事です。無償化の対象は、基本的に「授業料(保育料)」だけ。塾や習い事、教材費、給食費、制服代、通学費、入学金などは対象外で、家庭の負担として残ります。
そして教育費でいちばんかさむのは、実は授業料よりもこの「授業料以外」、とくに塾・習い事などの費用だったりします(さきほどの金額にもこれが含まれています)。さらに大学の無償化は、住民税非課税世帯など所得制限のある支援が中心です(子ども3人以上の多子世帯は2025年度から所得制限なしで対象に拡大)。共働きで収入がある家庭は、大学では対象外になることも多いです。
つまり「無償化が進んだ=準備しなくていい」ではなく、「授業料以外」と「大学」に備えるのが、これからの教育費準備のポイントになります。
学資保険ってなに?(保険の人にすすめられた人へ)
学資保険は、ひとことで言うと「教育費のための、保険がついた積立貯金」です。
毎月決まった額を払っていくと、子どもの進学のタイミング(たとえば大学入学時)に、まとまったお金を受け取れます。貯金が苦手な人でも、自動でたまっていくイメージです。
学資保険のいいところ
・自動で強制的にたまる:毎月引き落とされるので、自分の意思に関係なくたまる。「あればあるだけ使っちゃう」人に向いています
・親にもしものとき、その後の払い込みが免除される:契約者(親)が亡くなったり大きな障害を負った場合、それ以降のお金を払わなくても、満期のお金は予定どおり受け取れます。これは貯金にはない「保険」ならではの安心です
・いつ・いくらもらえるかが決まっている:先の計画が立てやすい
学資保険の注意点
・あまり増えない:今の学資保険は、払った額より少し増える程度。大きくは増えません
・途中でやめると損しやすい:満期の前に解約すると、払った額より戻ってくるお金が少なくなること(これを「元本割れ」と言います)が多いです
・物価が上がると相対的に目減りする:もらえる金額が決まっているぶん、将来モノの値段が上がっていると、価値が薄まることがあります
つまり学資保険は、「増やす」より「確実に・自動でためる+親にもしものときの保険」が強みです。保険の人にすすめられて迷っている人は、この「強制力」と「保障」に価値を感じるかどうかが判断のポイントになります。
新NISAってなに?「投資こわい」人にも分かるように
新NISAは、ひとことで言うと「投資で出た利益に税金がかからない、おトクな制度」です。
ふつう、投資で利益が出ると、その利益に約20%の税金がかかります。たとえば10万円もうかっても、約2万円は税金で引かれてしまう。でもNISAという制度の中で投資すれば、この税金がゼロになります。これがNISAのいちばんのメリットです。
2024年から制度が新しくなって、とても使いやすくなりました(国の制度で、金融庁が運営に関わっています)。むずかしい数字も出ますが、初心者は「へぇ、そんなに大きい枠なんだ」くらいでOKです。
・1年に投資できる金額:合計360万円まで(「つみたて投資枠」120万円+「成長投資枠」240万円)
・一生のうちに非課税で持てる金額:1,800万円まで
・非課税の期間に期限なし(ずっと非課税のまま持てる)
・売っても、その分の枠は翌年また使える
※言葉がむずかしいので超ざっくり言うと、「初心者は”つみたて投資枠”を使って、毎月決まった額で投資信託をコツコツ買っていく」と考えればOK。投資信託は「いろんな会社の株などを少しずつ詰め合わせたパック」のことで、1つ買うだけで自然と分散投資になります。
新NISAのいいところ
・増える可能性がある:投資なので、長く続ければ学資保険より大きく増える可能性があります
・利益に税金がかからない:本来かかる約20%がゼロ。これは大きい
・少額から・いつでも引き出せる:ネット証券なら100円や1,000円から始められ、必要なときに引き出せます
新NISAの注意点(ここ大事)
・元本保証がない:投資なので、タイミングによっては払った額より減ることもあります。これが「投資こわい」の正体です
・自分で始めて、続ける必要がある:自動引き落としの設定もできますが、最初の一歩は自分で踏み出すもの
・いつでも引き出せるぶん、使ってしまう誘惑がある:「教育費用」と決めていても、引き出せてしまうので、手をつけない自制心が要ります
「投資こわい」と感じるのは自然なことです。ただ、新NISAでよく選ばれるのは、世界中の会社にまとめて分散する投資信託をコツコツ積み立てるやり方で、これは一発勝負のギャンブルとはかなり違います。それでも減るリスクはゼロではない、という点だけは正直にお伝えしておきます。
「子ども用のNISA」はないの? → 2027年から始まります
「子ども名義のNISA(ジュニアNISA)があったような…」と思った人もいるかもしれません。その「ジュニアNISA」は2023年末で終了しましたが、実は2027年1月から、新しく「こどもNISA」が始まる予定です(2025年12月に閣議決定された税制改正の大綱に盛り込まれました。細かい内容は今後確定していきます)。
ざっくりした中身はこんな感じです。
・対象:0〜17歳の子ども(18歳からは大人の新NISAに自動で移る)
・投資できる額:年60万円まで、合計600万円まで
・中身:つみたて型(金融庁が選んだ投資信託をコツコツ)
・税金:利益が非課税、期間は無期限
・引き出し:原則は制限あり。12歳以降は「子どものため」などの条件を満たせば引き出せる予定
教育費の準備にぴったりの制度ですが、始まるのは2027年なので、今すぐは使えません。それまでにNISAに慣れておきたいなら、まずは親自身の新NISAで積み立ててみるのがおすすめ。こどもNISAが始まったら、選択肢がもう一つ増えるイメージです(始まったら、育マニでもくわしく解説します)。

結局、何が違うの?ざっくり比較
ここまでをいちど表でまとめます。

ざっくり言うと、「確実さ・強制力・保障の学資保険」 vs 「増える可能性・自由度・節税の新NISA」という対比です。
で、我が家はどっちにすればいいの?(タイプ別)
どっちが正解ということはありません。家庭のタイプで変わります。
学資保険が向いている人
・投資はこわい、減るのは絶対にイヤ
・お金があると使ってしまうので、強制的にためたい
・親にもしものことがあったときの備えも、まとめて持っておきたい
新NISAが向いている人
・長い時間をかけて、できれば増やしたい
・毎月コツコツ、自分で続けられる
・急な出費にも使えるよう、引き出せる自由がほしい
そして実は、「両方使う」のもアリです。たとえば「学資保険で最低限の土台を確保しつつ、新NISAで上乗せを狙う」という組み合わせ。どちらか一方に決めなきゃいけないわけではありません。
我が家はこう考えた
我が家は、すでに楽天証券でつみたてNISAを少しだけ始めています。とはいえ正直、投資の知識は手探り。学資保険と新NISA、どっちがいいかは今も迷っていて、「まずは自分が投資に慣れてみよう」と、今回もう一つ、松井証券でも口座を作ってみることにしました(学資保険のほうも、資料を取り寄せて比べているところです)。
開設してみて驚いたのは、その手軽さでした。申し込んだのは、サッカー日本代表の試合を見ていた深夜の午前3時ごろ。ハーフタイムの間にスマホでポチポチ進めて、約15分で申し込み完了。用意したのはマイナンバーカードくらいで、それだけで本人確認もできました。そして同じ日の夕方18時には、もう「口座開設完了」の連絡が。届いたURLからログインID・パスワード・取引暗証番号を設定すれば、それで完了です。思っていたより、ずっと簡単で早かったです。
ひとつ戸惑ったのは、申し込みの途中で「FX口座も作りませんか?」など、いろいろな口座をすすめられたこと。「これ何…?」となりましたが、今回の目的(つみたて)には不要なので、すべてスルーで問題ありませんでした。
楽天との使い勝手の比較も、正直に書きます。松井はログイン後、最初に個別株(日本株)の画面が目に入って、「うわ、難しそう…」と一瞬身構えました。つみたて投信は「投資信託」のページから入るのですが、そこにたどり着くまで少し迷ったのが本音です。この”入口のやさしさ”は、絞り込みが「NISAつみたて枠」「インデックスのみ」など初心者の言葉で選べる楽天のほうが、一歩上だと感じました。
ただ、松井も投資信託のページまで行けば、つみたては普通にできます。しかも「投資信託を探す(投信ロボ)」という機能があって、4つの質問に答えるだけでおすすめを出してくれる。選択肢に「わからない」まで用意されていて、「何を買えばいいか分からない」状態でも止まらず進めるのは親切でした(同じような診断機能は楽天にもあります)。
結論として、我が家の体感は「入口のやさしさは楽天、機能の豊富さは松井」。どちらも、初心者向けの診断機能があるので何とかなります。これから始める人は、選んだ証券会社でNISA口座も一緒に作ればOK。我が家は、楽天のNISAはそのまま続けつつ、松井も使い比べてみるつもりです。
新NISAを始めてみるなら:証券口座の選び方
新NISAは、銀行や証券会社で「NISA口座」を作れば始められます。初心者がチェックするといいのは、この3つだけ。
・手数料:売買手数料や口座管理料が無料のところを選ぶ(ネット証券はだいたい無料)
・つみたてできる商品の多さ:人気の投資信託をそろえているか
・アプリ・画面の見やすさ:スマホで完結できて、初心者でも操作しやすいか
我が家も実際に松井証券で口座を作ってみました。申し込みは約15分、用意したのはマイナンバーカードだけ、しかも申し込んだその日のうちに開設完了とスピーディーでした(くわしい使い勝手や楽天との比較は、上の体験談にまとめています)。
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私が実際に口座を開いたのは、老舗ネット証券の松井証券でした。口座開設だけなら無料で、つみたても投信ロボで初心者でも進められます。
※NISA口座は1人につき1つだけです。すでに別の会社でNISAを使っている場合は、まず「証券の総合口座」だけ作って使い勝手を試してみるのもおすすめです。
学資保険を考えるなら:1社で決めないで
学資保険は、保険会社によって「払った額に対してどれくらい戻ってくるか」がけっこう違います。なので、1社だけ見て決めてしまうのは、もったいないです。
とはいえ、何社も自分で調べるのは、育児中だと正直しんどい。そんなときは、無料でまとめて資料を取り寄せたり、相談できるサービスを使うと、見比べがぐっとラクになります。
※「相談だと営業がこわい…」という人は、まずは資料請求だけでもOK。手元で見比べてから、ゆっくり決められます。
まとめ:完璧じゃなくていい、小さく始めよう
学資保険と新NISAは、どっちが上というものではありません。目的とタイプで選ぶものです。
・確実に・強制的に・保障もほしい → 学資保険
・長期でコツコツ増やしたい・自由度もほしい → 新NISA
・欲張って両取り → 組み合わせ
そして、いちばん伝えたいのはここです。完璧な正解を探して何もできないより、小さく始めるほうがずっと前に進みます。 月数千円でも、今日始めれば十数年積み上がります。知らなかった・始めてなかったのは、誰だって最初は同じ。焦らず、できることから一緒にやっていきましょう。
(※この記事は情報をまとめたもので、特定の商品をすすめるものではありません。投資は元本保証がなく、最終的な判断はご自身でお願いします。)
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