赤ちゃんファーストとは?東京都の支援を妊娠中のパパがやさしく解説

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妊娠が分かってから、いろんな支援制度の名前を目にするようになりました。その中でも「赤ちゃんファースト」という言葉、東京都に住んでいるとよく聞きます。でも正直、最初は「名前は聞くけど、結局それって何?いくらもらえるの?」という感じでした。

調べてみたら、思っていたより大きな支援で、しかも妊娠中・出産後・1〜2歳と、何回かに分けてもらえるものでした。妻の出産を控えて予習しているところなのですが、せっかくなので、妊娠したばかりで何も分からない人にも分かるように、やさしく整理してみます。

情報は東京都福祉局の公式ページで確認しています。金額や条件は年度や自治体で変わることがあるので、最後は住んでいる区市町村の窓口で確認してください。

赤ちゃんファーストって、そもそも何?

赤ちゃんファーストは、東京都が出産・子育て家庭を応援するための支援です。正式には「東京都出産・子育て応援事業」といいます。

いちばんの特徴は、現金ではなくギフト(ポイント)でもらう形だということ。専用サイトにログインすると、育児用品や家事・育児サービスなど900種類以上の中から、自分に必要なものを選んで交換できます。おむつやミルク、ベビーカー、家事代行など、幅広くそろっています。

つまり、赤ちゃんファーストは「東京都からの、育児グッズやサービスと交換できるポイントのプレゼント」とイメージすると分かりやすいです。

まず混乱ポイント。「赤ちゃんファースト」には2つの意味がある

ここが、私がいちばん最初につまずいたところです。

「赤ちゃんファースト」という言葉は、実は2つの意味で使われています。

せまい意味では、出産後にもらう10万円相当のギフトそのものを指します。ニュースや人との会話で「赤ちゃんファースト」と言うときは、たいていこの出産後の10万円のことです。

広い意味では、妊娠から2歳ごろまでの東京都の支援をぜんぶまとめて「赤ちゃんファースト」と呼ぶこともあります。この場合は正式名称の「東京都出産・子育て応援事業」と同じ意味です。

同じ言葉が2通りに使われるので、ネットで調べると金額がバラバラに見えて混乱します。10万円と書いてある記事もあれば、27万円と書いてある記事もある。これは、せまい意味(出産後の10万円)で言っているか、広い意味(全部の合計)で言っているかの違いなんです。

この記事では混乱しないように、広い意味(妊娠〜2歳の支援全体)で、もらえる順番に沿って説明します。

 

018サポートとの違いは、こちらの記事で整理しています。

018サポートとは?月5000円の申請方法とさかのぼり・赤ちゃんファーストとの違い
東京都の018サポートを、妊娠中のパパがやさしく解説。0〜18歳に月5,000円・所得制限なし、現金で年3回振込。新規は申請が必要ですが期限内ならさかのぼり可。混同しやすい赤ちゃんファーストとの違いや、2026年の11,000円上乗せもまとめました。

もらえるのは3つのタイミング

支援は、大きく3回に分けてもらえます。単胎(赤ちゃん1人)で第1子の場合を例にします。

1回目:妊娠したら(届出のあと)

妊娠して、区市町村の窓口に妊娠の届出をすると、ここからスタートします。江戸川区では、このタイミングで保健師さんと面談する「ぴよママ相談」があります。

もらえるのは、育児パッケージ(1万円分のギフト)と、妊婦のための支援給付の1回目(5万円)です。この妊婦のための支援給付は国の制度で、妊娠時と出産時の2回に分けて支給されます。1回目が妊娠の届出・認定のあとで5万円、2回目は出産のあとで、赤ちゃん1人につき5万円です。以前はギフトでしたが、制度が変わって現金でもらえるようになりました(自治体によってはギフトを選べる場合もあります)。

この妊娠時にもらう分の申請の流れは、ぴよママギフトと妊婦のための支援給付の申請ガイドでくわしくまとめています。あわせて読むと、何を持っていけばいいかまで分かります。

2回目:赤ちゃんが生まれたら

出産後、保健師さんなどが自宅に来てくれる「こんにちは赤ちゃん訪問」があります。この訪問で申請書を出すと、赤ちゃんファースト(せまい意味のほう)として10万円相当のギフトがもらえます。

さらに、2026年1月1日から2027年3月31日までに生まれた赤ちゃんは、「赤ちゃんファースト+(プラス)」として3万円分が上乗せされ、最大13万円相当になります。これは期間限定の上乗せなので、対象になる人は忘れずに受け取りたいところです。双子など多胎の場合は、赤ちゃん1人につきさらに上乗せがあります。

あわせて、妊婦のための支援給付の2回目(赤ちゃん1人につき5万円)も、この時期に申請します。双子なら10万円になります。赤ちゃんファーストとは別の国の制度ですが、案内は同じ新生児訪問のときにまとめて受け取ることが多いです。

3回目:1歳・2歳ごろ

赤ちゃんが1歳前後・2歳前後になると、バースデーサポートとして、家事・育児に使えるギフトがもらえます。第1子は各回6万円分、第2子は7万円分、第3子以降は8万円分と、子どもが多いほど増えます。こちらもアンケートや面談が受け取りの条件になります。

全部合わせるといくら?

東京都の説明では、単胎・第1子の場合、都の支援(育児パッケージ・赤ちゃんファースト・バースデーサポート)で合計27万円相当以上になります。これに加えて、国の妊婦のための支援給付が2回で計10万円あります。

これはあくまで目安で、生まれた時期(プラスの対象かどうか)や、子どもの人数、住んでいる自治体によって変わります。それでも、妊娠から2歳までにこれだけの支援があると知っておくだけで、心の余裕がだいぶ違います。

知っておきたい注意点

いくつか、先に知っておくと安心なポイントがあります。

申請してから届くまで、けっこう時間がかかる

これは先に知っておいてほしいのですが、赤ちゃんファーストは申請してもすぐには届きません。出産後の分は、まず生後1〜2か月ごろの新生児訪問(こんにちは赤ちゃん訪問)を受けてから申請する流れで、そこからギフトカードが届くまで、江戸川区の案内ではおおむね2〜3か月かかります。カードが届いてやっと商品を選べて、そこから配送でさらに数日〜数週間。つまり、実際に商品が手元に来るのは生後4か月以降になることが多いです。
だから、出産してすぐ使うもの(新生児のおむつ、退院時のチャイルドシート、抱っこ紐など)を、赤ちゃんファーストで用意しようとすると間に合いません。すぐ要るものは自分で先に買っておき、赤ちゃんファーストは少し先に使うもの(離乳食グッズやハイチェアなど)や、急がない消耗品のストックに充てるのがおすすめです。届くのが遅いぶん、生後半年ごろに使い始めるものと、タイミングがちょうど合います。

ギフトのポイントには有効期限があります。利用者登録をした日から6か月です。期限を過ぎると残っていたポイントは失効してしまうので、登録したら早めに交換するのがおすすめです。期限が近づくと案内の連絡が来ることもあります。

新しい商品は毎月追加されます。今ほしいものがなくても、後から良い商品が出ることもあるので、期限内でタイミングを見て選ぶのもありです。

受け取りには、面談や訪問、アンケートが条件になっています。お金だけがポンと振り込まれるのではなく、保健師さんとの面談や訪問とセットになっている、という点は頭に入れておきましょう。育児の相談ができる機会でもあります。

赤ちゃんファースト以外にも、区や国からもらえるお金がいくつもあります。全体像はこちらでまとめています。

【2026年版】江戸川区で出産するともらえるお金まとめ|国・都・区で総額100万円超
江戸川区で出産するともらえるお金を国・東京都・区ごとに全部まとめました。出産育児一時金や児童手当に加え、江戸川区独自の乳児養育手当など、総額100万円超の給付金を申請タイミング順に解説します。

体験談。妊娠時の分はもらえた、13万円はこれから

我が家は今、妻の妊娠中です。妊娠したときにぴよママ相談を受けて、妊娠時の支援(育児パッケージと妊婦のための支援給付)はすでに受け取りました。妊婦のための支援給付は現金で、申請から1か月ほどで振り込まれていて、思ったより早くて驚きました。

そして、出産後にもらえる赤ちゃんファーストの13万円相当は、まさにこれからです。正直に言うと、けっこう楽しみにしています。ベビーカーにするか、おむつやミルクみたいな消耗品で堅実にいくか、妻とサイトを眺めながら「あれもいいね、これもいるね」と話しているところです。900種類以上あるので、見ているだけでも楽しいです。ただ、調べてみたら申請から届くまで2〜3か月かかると分かって、「これは今すぐ使うものより、生後半年くらいに使うものを選んだほうがよさそうだな」と作戦を立てているところです。

うちはまだ出産前なので、実際に13万円分を交換したレポートは、受け取ってからあらためて書こうと思っています。今まさに同じように「赤ちゃんファーストってどう使うんだろう」と下調べしている人と、一緒に予習している気持ちです。

まずは、妊娠の届出とぴよママ相談が入口になります。ここを済ませておけば、あとは出産・1歳・2歳と、タイミングが来るたびに案内が届きます。名前は聞くけどよく分からない、で止まっていた人が、この記事で全体像をつかめたなら嬉しいです。

まとめ

赤ちゃんファースト(正式には東京都出産・子育て応援事業)は、東京都が妊娠から2歳ごろまでの子育て家庭を応援する支援です。現金ではなく、育児用品やサービスと交換できるギフトでもらいます。

もらえるのは、妊娠したとき・生まれたとき・1歳2歳ごろの3つのタイミング。単胎・第1子なら合計27万円相当以上になります。2026年1月〜2027年3月生まれは、出産後の分が最大13万円相当に増えます。

ポイントには登録から6か月の有効期限があり、受け取りには面談や訪問が条件です。まずは妊娠の届出とぴよママ相談から。名前だけ聞いて中身が分からなかった人も、これで流れがつかめたはずです。

出産前後にやることの全体像は、妊娠したらやることリストにまとめてあるので、抜け漏れが不安な方はチェックリストとして使ってください。

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